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2019.11.8

富士吉田連載「この街の主役は、わたしたちだ」#008

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「富士吉田市で2年、
街のシンボル〈新世界乾杯通り〉で老若男女を招く
“街のオアシス的!?” イタリアンレストラン」

 

かつて肩がぶつかるほどのにぎわいで、映画の舞台にもなった飲屋街〈新世界乾杯通り〉。昭和の世界にタイムスリップしたかのような風情あるエリアは、今では若者から大人までみんなが肩を並べて乾杯する光景で、毎夜にぎやか。そんな活気を育んだキーパーソンが、富士山の湧き水で作るパスタとピザのイタリアンレストラン〈かぎしっぽ〉を営む高橋亮太さんです。


埼玉県草加市出身で、イタリアンのコックを続けてきた高橋さん。富士吉田市に移住し、〈かぎしっぽ〉を開業するに至ったきっかけは? と聞くと、「ずっと料理が好きで、中でもイタリアンに一番惹かれたんです。パスタやピザは、ちょっとした味付けの違いや、水のおいしさがはっきり味にあらわれるので。全国を巡って『水のおいしさ』を求めたら、この街に辿り着きました(笑)」と笑顔で語ります。

 

2017年10月から1年8ヶ月間、地域おこし協力隊として移住し、富士吉田市のレストランで働きながら、食を通じた地域活性化を目指して、〈かぎしっぽ〉を開業しました。今ではすっかり、高橋さんが引き出す“おいしい水のイタリアン”を求めて、飲み歩きのおじさんから、若い女性やファミリーまでが集まる“街のオアシス”になっています。

 

イタリアンレストラン〈かぎしっぽ〉
〒403-0004 山梨県富士吉田市下吉田3丁目 12-72

 


 

富士吉田連載「この街の主役は、わたしたちだ」

“街をつくるのは、人だ”


富士山の麓、雪どけの澄んだ水に恵まれて、機織りの街として栄えてきた山梨県富士吉田市。この街には、富士山0合目へと続く商店通りを中心に、人々の暮らしと営みが広がっています。富士山を目指す人々の羽を休める宿場として、機織りを営む人々の社交場として、あらゆる物語の交差が生まれてきたこの街では、今でもずっと、あらゆる出会いが生まれています。だけど、だからこそ、新しく引き継がれていく場もあれば、なくなってしまう場もあります。

 

そこで0555編集部は本連載を通して、この街で「場を営み続けてきた人たち」や「これから場を生み出していく人たち」を、いつまでも色褪せることのない街の記憶として記録し、新たな営みが生まれるきっかけを紡いでいくことにしました。この街に広がる「どこにでもありそうで特別な笑顔」は、これからもこの街をつくる唯一の主役です。みんなに会いに、富士吉田市に遊びにきませんか?


Writting & Photo : Reona Watanabe
Edit : Takashi Kobayashi